20.6.08

今日の新聞 2008年6月20日


ラホイ、PPの「ナンバー2」に教会と対立する女性を指名
― 未婚の母ドローレス・デ・コスペダルが新秘書長官へ。
― アレーナス、新執行部の重要人物に転換。
マリアーノ・ラホイ氏は昨日、5月9日の惨敗発表後のPPの新たな方針をつくるための組織を表明した。保守派としては初めて、女性秘書長官が前線に立つことになる。ドローレス・デ・コスペダル氏はカスティーヤ・ラ・マンチャ州のPP代表であり、人工授精による未婚の母であることを隠さず、また離婚迅速化及びホモの結婚を支持しているため、カトリック教会上層部と意見を対立させ続けている。「常に自分は中道派だと思っている。」カスティーヤ・ラ・マンチャ地方出身のPP代表として指名を受けたコスペダルは昨日このように述べ、さっそく強腰派のトレド大司教の不評を買っている。今回の指名はラホイの発案で実行された改革案で、PPのナンバー2の場を女性に置くということについては、ハビエル・アレーナス、アンヘル・アセベス、エスペランサ・アギーレス三者のコンセンサスが取れている。本日バレンシアで開催される大会に出席するラホイ以下PPの代表団の中で、アレーナス氏が、副秘書長官の地位につくことになる。